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猫のさぶちゃん


さぶちゃんはね、三郎って言うんだ本当はね。
2001年の9月11日にうちに来ました。自分の先輩です。

その夏、かーちゃんが拾った子猫、五郎ちゃんが窓から落ちて、複雑骨折。かーちゃんがなけなしの貯金をはたいて、ローンで手術をして復活したごろーちゃんは、お腹の病気でおうちに来てから、一ヶ月足らずで他界しました。

いなくなったごろーちゃんのローンを払いながら、やるせなくなったかーちゃんは獣医さんの紹介でパリ郊外の養子縁組のお宅に9月11日にお邪魔します。その日、なぜか世の中は大変な日だったそうです。アメリカ同時多発テロ事件やらで、映画のような情景がテレビで報道されていて、とーちゃんは養子縁組のお宅の大画面に張り付いていたそうです。

さぶちゃんは捨て猫ではなく、野生猫だそうです。だから、自分とはちょっと違う生い立ちらしいです。ボランティアで、そんな野生猫に餌付けをし、自腹で捕獲しては避妊手術を行ったり、子猫は保護したりしていた女性がこの養子縁組のお宅。彼女もさぶちゃんの末行きの方が、テレビ報道より重要だったようです。その日はかーちゃんの誕生日だったので、かーちゃんにとってもさぶちゃんを迎え入れることにとても意義があったそうです。

さぶちゃんは恐がりで、隠れてばかり。多分、自分と同じ9ヶ月くらいだったのでは、と思われます。

養子縁組では給与明細の提示が必要だったり、養子縁組の女性が作成した契約書に署名が必要だったり。去勢手術と飼い主登録も契約の内容に入っています。且つ、このお宅では、寄付金として最低50ユーロを払います。ただ、というのは良くないそうです。有料なんだったら、いらないという飼い主は信頼がならないそう。

かーちゃんのなけなしの給与明細の金額から言うと、パリではアパートは借りれないような金額しかないけど、それに対しては特に何も言われませんでした。こうやって、面倒がらずに書類を揃えるということに、意義があるのかと思われます。

養子縁組のうちでは、キャリーがたくさんあるということで、無料でプレゼントしてくれたそうです。

さぶちゃんはこうしてうちにやって来ました。もう12才になるオスの老猫です。自分のにーちゃんです。
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