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カイユボット公園 Propriété Caillebotte
北駅から郊外線RERのD線に乗ります。RERは人が多いし、ガタガタ揺れ方が好きじゃないんですけど、8月だけあって、通常より人が少なかったです。
今日は雲も少しありますが、結構、天気が良いですね。
パリ近郊のイエール駅まで行って、イエール川河畔まで下ると、カイユボット公園があります。
印象派画家のギュスターヴ・カイユボットさんが子供の頃に、別荘として過ごした思い出の場所で、彼の作品にも多く描かれているイエール川です。
立派な鳥小屋があり、烏骨鶏がいました。
カラフルな雉もいます。
イエール川沿いなのに、敷地内にも水が引き込まれていて、カモがいます。そして、手を握り合った彫刻が水の中にありました。
高台に景観を楽しめるようにキオスクがあり、その地下は7mまで掘られて、冷蔵庫になっています。
チャペルもあります。
イエール川には水鳥がたくさんいて、お迎えの邸宅には船着き場も見られます。別荘地帯ですね。
自分より大きいと思われるガチョウもいました。
倒れた木がたくましく再生しております。
庭園内には畑もありますが、週末のみ公開だそうです。
カフェもカヌーも今日はお休み。夏休みなので、展覧会もやっていません。
夏以外の週末に来れば、もっと楽しめるのかもしれませんね。
唯一やっていたのは、カイユボットさんグッズを販売するブティックだけです。
とりあえず、自分は野生のパルファンをお土産に持ち帰るために、スリスリしています。
この敷地を見てもわかる通り、カイユボットさん自身、裕福で、生活のために絵を売って、ということもなく、反対に他の画家らの作品を買っていたメセナだったそうです。
現在は市の所有となり、建物の修復のために、キャッチフレーズは『カイユボットさんのようにメセナになろう』で資金集めをしております。
イエール川を挟んだ向こうに中心地があり、バカンスだからか商店街は閑散としていましたが、立派な文化施設、教会、市庁舎もありました。
廃墟と化したお城もあり、裕福な地であったのが伺えますね。
パリの公園は犬禁止が多いので、ちょっと足を伸ばして、カイユボット公園でお散歩もいい感じです。
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